世界と日本の風と土

世界と日本の風と土

日本とイギリスで農村計画を学ぶ女子学生のブログ。いかしいかされる生態系に編みなおしたい。

夏休みおわりましたの近況報告

お久しぶりです!Saeです! 
もうすっかり秋ですね~。夏休み気分も落ち着いたので、ここらでやっと近況報告します。


ちなみに私、基本的に家にいないんですが、なぜかブログは家じゃないと書く気分にならなくて、平気で1か月くらい間が空いてしまったりするんですよね。。(1か月以上更新がなくても見放さないでね)

 

えーでは、8月~9月をざっと振り返ります。

・堤防釣り
・畑しごと
・渋谷アート巡り(前回のブログ
・鎌倉散策
・大学のWebオープンキャンパス運営
・草木染ワークショップ&サスティナビリティに関するトーク
・旅行
・気候変動講演会
・高校生向けWeb授業のファシリテーション
・人生ゆるがす?ちょいビッグニュース

などなど、いろいろありました。

 

あ、普段は大学院に通っているので、研究とバイトとちっちゃな農業環境系ビジネスをゆるゆると楽しんでおります。

 

夏休みはあっという間でしたが、こうやって見返すと、どれもご縁があってこそできたことばかりです。ありがたや。
太字にした出来事は近いうちに記事としてアップしますのでお楽しみに!

 

さて、
ブログ記事にするほどでもないんだけど、WebオープンキャンパスとかWeb授業のファシリテーションを通して、オンラインとオフラインについて感じたことがあるので軽く雑談(雑筆?)して終わります。

 

今はコロナのおかげで、何でもオンライン開催になっているんですが、今後オンラインとオフラインのどちらでやる方が良いのか判断しないといけないことが多くなりそうですよね。


もう既に、”オンラインだったら参加できたのに~” とか ”これ毎回オンライン開催でいいじゃん” とか ”やっぱオフラインじゃなきゃだめだ” って思ってしまったことが多々あります。

 

ということで、私が個人的に感じているオンラインの良い点と限界点をまとめてみました。

 

■良い点
➀ネット環境さえあればどこからでもアクセスできる
➁普段会えないような人のお話が聴ける
➂コスト(交通費、場所代、タイムロス等)がかからない
➃立場に関係なくフラットでいられる&時に存在を消せる
➄チャットで質問・コメントできる
➅資料をすぐに共有できる

 

■限界点
➊空間を共有できない
➋察することができない
➌雑談が生まれにくい
➍複数人での会話がやりづらい
➎自然発生的な場が生まれにくい
➏プロセスの楽しさが激減する

 

誰でもどこでも” というのは本当にすごいことだと思います。ネットさえあれば世界中とつながれる時代。そうそう、今日はこれから "欧州の知性” といわれるジャック・アタリ氏の国際シンポジウムに参加するんですけど、これ無料ですよ!? 
こんな風に生配信でいろんな方のお話を聴けるのは嬉しいです。

あと、オンライン上って立場がフラットになりやすい気がして、すごく気持ち楽にいられます。オフラインだと、会場入ったときの空気感とか人の身なりや態度で何となく構えてしまったりすることがある。自然とスキャニングしてるんだと思うけど(笑)
オンラインだと良い意味で人を判断しなくていいし、慣れた場所にいるからリラックスできる。

気分にあわせてカメラON/OFFできたり、チャットで言いたいことを言いたい時に言えるのも良い。もしつまらなくなったら、ながら作業できるし、本当につまらなかったら退出すればいいという気軽さよ。最高。

 

共同作業するにしても本当に便利だよね。画面共有できたり、スプレッドシートとかみんなで編集できたり。これで済む仕事ならこれでいいと思う。

 

でも

 

空間を共有できないって社会的動物として意外と致命的なのでは?と思ったりもします。

 

なんというのか、相互交流が生まれにくい感じ。まず、場の空気や人のオーラを察しづらい。話していても目線があわないから反応が読めない。なにより、ご飯を一緒に食べられない!!!!笑
”おいしいねー”が共有できるってなんて大事なんだろうって思います。ほかにも目で見ている景色であったり、流れている音楽であったり、何でもいいんですが空間を共にすることが人にとって大切な共感を生む気がします。

 

あとは雑談。オンラインだと話を進める人がいないと複数人でコミュニケーションとるのが難しいから、おのずとテーマトークになっちゃう。本来なら、どうでもいい雑談のなかにオタクやキラリが見えたりするものなんだけどなぁ。
高校生向けのオンライン授業もやったけど、オフラインだったら自由時間にみんなで雑談ができて、高校生同士の刺激にもつながったはずなのにと残念だった。

 

そういう意味では、自然発生的な場は生まれにくいよね。"あっちでなんか面白そうな話をしているぞ"って近づくこともできないし、”あの人話しかけてみたい” っていうのもできない。この辺り、今後VRが主流になったら可能かもしれないけど、案外、人間は五感を使ってコミュニケーションをとっているんだなと気づかされました。

 

総じて、プロセスの楽しさを感じにくいのがオンラインの限界点ではないかな。確かにコストがかからなくて良い面もたくさんあるんだけど、場所に行くまでのプロセス、人に出会うまでのプロセス、アイデアが形になるまでのプロセスなど、プロセスのなかでわくわくする気持ちが湧いてきたり、違和感を覚えたり、”気”の合う人/合わない人を見つけたりして、人生の機微が積み重なっていくように思う。

 

ちょっとその辺散歩して、地域のおばちゃんと立ち話するみたいな方が健全だったのかもしれないな。

 

結局はオンラインとオフラインの使い分けだと思うけど、オフラインへのあこがれが強まる夏の終わりでした。

 

無理やり締める(笑)

 

おわり。