Looking beyond the current take-make-waste extractive industrial model, a circular economy aims to redefine growth, focusing on positive society-wide benefits. It entails gradually decoupling economic activity from the consumption of finite resources, and designing waste out of the system. Underpinned by a transition to renewable energy sources, the circular model builds economic, natural, and social capital. (サーキュラーエコノミーは、現在の”取ってーつくってー捨てる”産業モデルを超えて、社会全体の利益に焦点をあてながら、成長を再定義することを目的としています。それは、有限な資源の消費から経済活動を徐々に切り離し、廃棄のないシステムを設計することを伴います。再生可能エネルギー資源への移行に支えられながら、サーキュラーモデルは経済的、自然的、社会的資本を構築します。)
「Waste and pollution are not accidents, but the consequences of decisions made at the design stage, where around 80% of environmental impacts are determined. By changing our mindset to view waste as a design flaw and harnessing new materials and technologies, we can ensure that waste and pollution are not created in the first place. (ゴミと汚染は偶然に生まれるものではなく、環境インパクトの80%が決まるデザインの段階で決定されています。私たちのマインドセットをゴミはデザイン上の欠陥であるという見方に変えて、新たな材料とテクノロジーを活用することで、ゴミや汚染が最初から発生しないようにすることができます。)」
2.製品と原料材を捨てずに使い続ける(Keep products and materials in use) 「We can’t keep wasting resources. Products and materials must be kept in the economy. We can design some products and components so they can be reused, repaired, and remanufactured. But making things last forever is not the only solution. When it comes to products like food or packaging, we should be able to get the materials back so they don’t end up in landfill. (資源を無駄に使い続けることはできません。製品と材料は経済のなかに維持されなければならないのです。いくつかの製品や部品は、再利用、修理、再製造できるようにデザインすることができます。ただし、物を永遠に維持できるようにすることだけが唯一の解決策というわけではありません。食べものやパッケージなどの製品に関しては、最終的に埋め立てられないようにし、原材料を取り戻すことができるはずです。)」
3.自然のシステムを再生する(Regenerate natural systems) 「In nature, there is no concept of waste. Everything is food for something else - a leaf that falls from a tree feeds the forest. Instead of simply trying to do less harm, we should aim to do good. By returning valuable nutrients to the soil and other ecosystems, we can enhance our natural resources. (自然界にはゴミという概念はありません。木から落ちた葉が森を養うように、すべてのものは他の何かの栄養となるのです。単純に害を少なくしようとするのではなく、良い行いを目指すべきです。貴重な栄養素を土壌や他の生態系に戻すことによって、私たちの自然資源を豊かにすることができます。)」
学生という身分ながら学問をしている身としては興味深い話。理論と実践の違いを考えたことはあったけど、学問とビジネスでは考えたことなかったな。濱口さんいわく、学問はユニークなものをつくる出口は狭いが、ビジネスは人間がやっていることだから出口(ソリューション)は山ほどある。タイムラインも違って、学問は真理に到達するためにはいくら時間をかけてもいいが、ビジネスは与えられた時間のなかでベターを求めて実行する。ほう。そういわれるとビジネスにも興味がわく。なぜって、自分が何かを生み出せる可能性がビジネスの方が広がっているように聞こえるから。でも、今や学問も多様化してきていて、私が専攻している農村計画学だと”地域実践科学”といわれたりもするし、必ずしも真理を追究することばかりに重点がおかれているわけではないように思う。まあ、タイムラインという話でいけば、学問の場合はこれまでの研究蓄積を無視できないし、短期間で答えが出るものではないのは確かだけど。そもそも学問とビジネスを二元論的に考えてしまうのが違和感かも。ビジネスをする上でも学問は重要だし、ビジネスを学問している人もいるから。Break the biasっていう点では共通しているところもあるしね。