「正義の反対にあるのはもう一つの正義」
そんなことを前回のブログでさらっと書いてしまった。
だけど、反省してる。
相対主義に陥っていたかもしれない。
相対主義とは、「正しい規範は人や社会や文化や時代によって異なる」と考える立場のこと。「人として普遍的に正しい規範(原理)がある」と考える絶対主義に対立する考え方。
簡単にいってしまえば、「みんなちがって、みんないい」だ。
でも、それを全てに適応しちゃったら社会は崩壊する。みすずが泣くよ。
他人の主張を否定することで
自分の主張を正当化しようとするよりも
肯定も否定もせず
「そういう考え方もあるよね~」
と正当化する方がよっぽどたちが悪いのではないか。
私は未熟だった。
無意味な中立を保って逃げようとしていたのかもしれない。この世の中、もっと丁寧に対話をしないといけないことがたくさんある。
私は未熟だった。
もっと哲学や倫理の勉強をしないといけないと思った。人として本当に大切な原理原則は何なのか。
ソクラテスがあらわれた。
「無知の知」から出直そう。
未熟さと一緒に生きる。
■参考
・http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/tsuchiya/class/ethics_introduction/lec3.html
・元祖「相対主義者」プロタゴラス VS「ギリシャ最強の論客」ソクラテス【哲学バトル】一回戦 | SONKYOZINE