世界と日本の風と土

世界と日本の風と土

日本とイギリスで農村計画を学ぶ女子学生のブログ。いかしいかされる生態系に編みなおしたい。

イギリスニューカッスル探訪記 Day3 Anglo-Saxson

4年ぶりのニューカッスル滞在ブログです。

2日目の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

初日の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

 

今日は土曜日。ということで週末にやっているTynemouth Marketへ行ってきました。

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掘り出しものを探してうろうろ。端から端までじっくり1時間くらい見てまわりました。

f:id:foodwriter:20240317175140j:image(日本っぽいけどなんかちがうものたち)

 

f:id:foodwriter:20240317175355j:image(最後の最後までマグカップ買うか悩んだ マーケットにいるとついつい衝動買いしたくなるぅ)

 

f:id:foodwriter:20240317175131j:image(すてきなスマイル)

 

f:id:foodwriter:20240317175127j:image(おばちゃんイカツイなーとよく見たら寝てる??)

 

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(太陽のもとに集いがちなイギリス人)

 

f:id:foodwriter:20240317175118j:image(こちらのコーヒーと)

 

f:id:foodwriter:20240317175123j:image(こちらのブルーチーズ&ウォルナッツスコーンをランチ代わりに♪)

 

マーケットの活気に元気をもらって次の目的地へと向かいます。Google Map上だとタイン川を渡る予定なのですが・・・

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まさかのトンネル。そして止まっている古びたエスカレーター。。。えぇ。。ここくだるの。。。すごいホラーな香り。
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前にファミリーが歩いてなかったらめげてたと思います。
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f:id:foodwriter:20240317175616j:image(ノーサンバランド州とダラム州のボーダーらしい)

 

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(この雑さよ イギリス)


f:id:foodwriter:20240317175753j:image(いい運動になった、 木製のエスカレーターなんて初めて見たよ)

 

今日のメインスポットJarrow Hallに到着しました。ここは5世紀ごろにヨーロッパ大陸からイギリスへ移住して来たアングロサクソン人の歴史や文化を展示する私設ミュージアムです。

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今日はスプリングイベントをやっているということで参加してみました。

f:id:foodwriter:20240317175704j:image(日本の茅葺屋根の家や竪穴式住居をおもわせるような建物)

 

f:id:foodwriter:20240317175652j:imageアングロサクソン人の暮らしを想像してみましょうと子どもたちにもわかりやすく説明してくれます)

 

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(春を心待ちにしていたというアングロサクソン人 日本のアニミズムの感覚にも近いのではないかな)

 

イースターエッグをつくりました。

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敷地内は小さな動物園のようになっていて(イギリス的にはFarmらしい)、アヒルやブタやヒツジやヤギなどがのんびりしていました。
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展示は結構充実していておもしろかったです。

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f:id:foodwriter:20240317175710j:image進撃の巨人にしかみえない)

 

ローマ帝国によって支配された土地の北限がこの辺りにあります。紀元前120年ごろにハドリアヌス帝によって築かれた城壁がその証拠で、当時は117キロにも渡る長城だったようですが、北のケルト人の侵入を防ぐボーダーとなっていたようです。

 

政府や技術、道路、貨幣はローマ人によって導入されたと書かれていました。ローマ帝国が撤退した後にアングロサクソン人が移住して暮らすようになるのですが、その時からクロップローテーションで小麦や大麦を育てていたようです。なので、縄文人とは違いましたね。日本の歴史とは順番がまったく違って興味深かったです。


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さて、実はこのミュージアムに来たのはアングロサクソン人について学びたかったというよりも、ここを運営しているコミュニティ会社「Groundwork」の方にお話をお聞きしたかったからなのですが、受付の方に声をかけたところ、私がインタビューできそうなスタッフは今はいないとのことでした。飛び込み調査はなかなかうまくいかないですね。

www.groundwork.org.uk

groundwork.or.jp

 

とぼとぼと帰りながら、疲れて冷えたからだの癒しを求めてTea Houseへ。シトラスアールグレイをいただきました。スタッフのお兄さん親切で、落ち着いた照明と音楽がとてもよかったです。日本食も提供しているらしく最近はカツカレーが人気だそう。Tea House巡りもイギリス滞在の楽しみのひとつです。お気に入りのTeaに出会えたらいいな。

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estateteaco.co.uk

 

今日もおつかれさまでした。

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イギリスニューカッスル探訪記 Day2 Newcastle City Centre

4年ぶりのニューカッスル滞在ブログです。

1日目の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

 

2日目は街中でゆったり過ごしました。

 

まず向かったのは本屋さん。日記用にノートを買いたかったので留学のときに使っていたのと同じシリーズをゲット。

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f:id:foodwriter:20240316181757j:image(日本のわびさびに関する本が)

 

お次はグレインジャーマーケットへ。

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最近は日本食のニーズもさらに高まっているようで、私がいた頃には見かけなかった大根やキノコや白菜や富士りんご(Chineseって書いてあるけど)が売っていました。

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その後はサンタンダー銀行へ行って昔つくった口座を閉じる手続きをしたり

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(銀行に入る前は晴れてたんだけどな、)

 

大学内を散策したり

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(よいシステムですな 何人も出入りしてた)
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スーパーで買い物したり

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(会いたかったよOAT-LY!よく見るとパッケージにはCLIMATE FOOTPRINTの文字が。さすがヨーロッパ。にしても安くておいしい。早く日本に上陸してほしい。)

 

そんなこんなで1日がおわりました。

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(これで£4.25!フルーツが安いのはありがたい。グレインジャーマーケットは一人暮らしの味方。)
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(さとうのご飯で即席チャーハン)

 

あ、ちなみに、
SIMカード楽天モバイルの海外ローミング(2ギガ無料)に助けられております。楽天ユーザーで海外に滞在される方は使える国をチェックしておくとよいかと。

 

クレジットカードは留学時から使ってるソニー銀行です。ポンドだての預金が残っていたので円安・物価高騰のダメージも少なく過ごせています。

 

さあ、明日からは周辺のコミュニティ活動をいろいろ見て周りたいと思います!

 

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イギリスニューカッスル探訪記 Day 1 New Chapter

4年ぶりにニューカッスルに帰ってきました!

 

今回は10日間とショートステイなので、留学の時ほど準備もいらず、チケット取って、保険に加入して、現地の友だちに連絡してレツゴー!心も荷物も軽いです。

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行く先の土地勘があって、友だちもいるなんて、本当に心強いです。不安や恐れもない分、留学のときのようなワクワク感とまた違った感覚を楽しんでいます。

 

なんだか、4年の時がたったように思えなくて、まるでパラレルワールドにやってきたような…懐かしいともまた違う不思議な感覚。

 

ニューカッスル空港からHaymarket駅へ向けてメトロに乗っているとき、私のなかにある遠いとおい記憶の糸が集まって束になっていような、それはまるで書きかけのまま眠っていた小説が新たな章をはじめるかのように、いきなり私のなかに何かが流れはじめました。涙が出そうだった。

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当時の続編のような感覚なので、登場人物がそのままいるんじゃないかと錯覚しています。あのときはコロナでいきなり日常が失われて、逃げるようにイギリスを飛び出したからかもしれません。ブツっと切れていた糸がまた紡がれてゆくようなそんな感覚です。

 

さて、まずは留学時にお世話になったところに挨拶へ。

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バタンとしまるドアも、きしむ床も、グランドフロアがあるエレベーターも、キッチンの洗剤のにおいも、どれも変わってない。

 

1年間研究生活をさせてもらった部屋はレイアウトが変わっていて、私が使わせてもらってたデスクはなくなっていたけれど。

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「ロングフライト疲れたでしょう。ここ座って紅茶でも飲んで。」とイギリスらしい出迎えをしていただき、学生やポスドクのみなさんとおしゃべり。

 

CREの先生方とも再会できました。今回ニューカッスルに来た目的などを伝えたら、さっそく知り合いに声をかけてくれたりと、本当に優しくて協力的で素敵な先生方。こんな大人になりたいものです。

 

夜ご飯はベネズエラ料理のお店へ。ちょっと街中を歩いてみても新しくできたお店がちらほらありました。

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今回のお宿はAirbnbをとりました。

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街からメトロで10分くらい。街中のホテルはどこも高すぎるし、自炊もしたいので、ここが空いていてよかった。といっても10日間で£411(8万円くらい)なので高いですよね。。。

 

イギリスの道はでこぼこしていて工事も多いので、大きいスーツケースを持って移動するのは大変です。Uberにした方がよかったな。二の腕が筋肉痛になりました。

 

ホストは若めの女性(振付家らしい)と元気なラブラドール。二人とも穏やかであまりゲストには干渉しすぎないタイプみたい。

 

ふう。長旅でした。おやすみなさい。

 

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