世界と日本の風と土

世界と日本の風と土

日本とイギリスで農村計画を学ぶ女子学生のブログ。いかしいかされる生態系に編みなおしたい。

イギリスニューカッスル探訪記 Day6 Train Trap

4年ぶりのニューカッスル滞在ブログです。

5日目の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

初日の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

 

今日は特急に乗って北の方の村へ向かいます。

f:id:foodwriter:20240320052222j:image

 

電車のチケットは駅の券売機でも買えますが、Trainlineでネット購入しておくと楽です。ちなみに1年以上など長く滞在される方はRailcardを買っておくとお得。

www.london-ryugaku.com

f:id:foodwriter:20240320052230j:image

 

チケットも買って、電車に乗り込んで、よし発車するぞ~わくわく!

 

と、思ったら、ん、あれ、動かない。いっこうにホームから動きません。何が起きてるんだあああ。

 

しばらくするとアナウンスが…Terminateってきこえたんだけど、まじかあ。。。でたよ、イギリスの電車ポンコツあるある。

f:id:foodwriter:20240320052233j:image

 

ホームに立ち尽くす人びと。LNERのスタッフも状況を確認中なのでわかりませんっていうし、なんなんだ。農村へ行くとなるとバスの本数が少ないので、電車一本逃したらもうおわりなのです。。。

f:id:foodwriter:20240320052226j:image

 

結局、Landslipが原因でエディンバラ行きは全部運休になりました。あーあ。(地滑り?危ないよね、、まあ、行く前でよかったよ、帰れなくなる方がいやだもん)

 

こんなときはクロワッサンにかぶりつくのだ!泣

f:id:foodwriter:20240320052229j:image

 

なんていい天気なんだろう。。フィールドワークできたら最高だったのになぁ。

f:id:foodwriter:20240320052518j:image

f:id:foodwriter:20240320052522j:image

 

大学で作業をして帰宅しました。

f:id:foodwriter:20240320052526j:image

 

ニューカッスル滞在も折り返し。しっかり食べて後半戦に備えます!

f:id:foodwriter:20240320150140j:image

 

***

windtosoil.hatenablog.com

 

 

イギリスニューカッスル探訪記 Day5 TEA

4年ぶりのニューカッスル滞在ブログです。

4日目の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

初日の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

 

今日はとってもいいお天気でした〜 イギリスの晴れは幸せです。

f:id:foodwriter:20240320152439j:image

f:id:foodwriter:20240320152435j:image(何もあげられないよー あ、名前はボウというらしい)

 

今日は以前ニューカッスルに住んでいたときに本当に大好きだった今はなきTea House「Quilliam Brothers」の居ぬきにできた新しいTea House「Claremont Teahouse」へいってきました。

 

じゃじゃーん。紅茶のメニューだけでもこんなに!さすが!


f:id:foodwriter:20240319234620j:image

f:id:foodwriter:20240319234615j:image

f:id:foodwriter:20240319234610j:image

 

でも私の心は決まっているのです。Earl Gray。

f:id:foodwriter:20240320152407j:image
ティーカップのなかにミルクが入ってる、斬新)

 

ここでちょっと小ネタを。私アールグレイが大好きなのですが、実はこのお茶、ある政治家に由来しているそうなんです。


Charles Grey, 2nd Earl Grey (1764-1845)


ノーサンバーランド州出身の貴族で、イートン校からのケンブリッジ大学を出たエリート中のエリート。22歳で政治家になり、66歳からの4年間英国首相として選挙法の改正や奴隷貿易の廃止など、民主主義の発展に大きく貢献したそうです。


この方がベルガモットオイル入りの紅茶を気にいり、お茶商人につくらせたことからアールグレイブレンドが誕生したのだとか。


ニューカッスル市街地のど真ん中には、アールグレイさんのモニュメントがあります。
このモニュメントは抗議デモの会場となることが多く、今も彼が民主主義の象徴となっていると思うと、とても印象的な光景にみえるのでした。


f:id:foodwriter:20240320153341j:image

f:id:foodwriter:20240320153337j:image

(写真は2019年9月の気候危機デモの様子)

 

あれぇ全然スコーンがこない。。しびれを切らして店員さんに声をかけたら忘れてたらしい。まあ、あるね、こういうことは。

 

しょうがないと思っていたら、「出すのがすごい遅くなっちゃってごめんなさい、、お代はいらないです。何かほかに飲みたいものありますか?」ですって!日本のサービスにもまさる神対応なんだが。実に珍しい。ありがたくDirty Chaiを注文しました。

 

閉店まで残すところ10分。お腹がたぷんたぷんになりました。

f:id:foodwriter:20240320152403j:image

f:id:foodwriter:20240320152400j:image(スコーンはこうでなくっちゃ🥰)

 

夜はインターナショナル学生交流コミュニティ「The Globe Café」に顔を出してきました。留学時には大変お世話になりまして、英語を練習させてもらったり、イギリスのお菓子を一緒につくったり、家探しを手伝ってもらったり(イギリスではシェアフラットが一般的なので知り合い伝手で探すと安心)、なによりいろんな国の方々と出会う機会をいただきました。

f:id:foodwriter:20240320152428j:image

f:id:foodwriter:20240320152432j:image
(4年前と変わらず地元のみなさんが温かく迎えいれてくれてとっても嬉しかった)

 

今日はイースタースペシャルということで、イースターにまつわる寸劇をみたあとにいくつかの問いについておしゃべりをしました。

 

Globe Caféを運営しているのはクリスチャンコミュニティなので、キリスト教の教えを知る機会も結構あります。私はクリスチャンではないのですが、ヒンドゥームスリムの学生も参加していますし、いろんな考えを学びあうオープンな雰囲気です。なんだかこういうのが多様性のほんとうの理解につながるのだろうなと思います。

 

f:id:foodwriter:20240320152423j:image(2つ目の問いが先日訪れた水俣から受け取ったものに近いような気がして、ああ、もう、人間社会はぶっこわれてるんだなと思って、fixするためにはどうしたって自然とのつながりや日本の自然観の原点に立ち返るような営みが必要だなと思ってしまう自分がいた。信じているだけでは救われないと私は思うから行動もしていこう。)

 

ニューカッスルに留学する方がいたらぜひ参加してみてほしいです。基本的にJesmond Parish Churchで毎週月曜日の19時~21時半にやってます(出入り自由)。安く夜ご飯も食べられます。

 

ホリデーのときはお休みだったり、いろいろイベントもあるので詳細はWebサイトでチェックしてみてください ↓

www.the-globe.org

 

***

windtosoil.hatenablog.com

 

イギリスニューカッスル探訪記 Day4 The Sunday

4年ぶりのニューカッスル滞在ブログです。

3日目の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

初日の記事はこちら

windtosoil.hatenablog.com

 

日曜日はQuayside Sunday Marketへ行ってきました。タイン川沿いはまさにニューカッスル!という風景で好きな場所のひとつです。マーケットはかなり賑わっていて、コロナだったのが嘘みたい。

f:id:foodwriter:20240319151201j:imagef:id:foodwriter:20240319151312j:image
ニューカッスルグッズもちらほら。そういえば日本のシビックプライドの本にニューカッスルが紹介されていたんだけど、こういうアイコニックな風景はシビックプライドに寄与しているのかどうなのか。)

 

f:id:foodwriter:20240319151316j:image
(ファッジもイギリスって感じ。甘すぎて食べるのには勇気がいるんだよな。)

 

f:id:foodwriter:20240319151308j:image
(フードトラックもいろいろあるけど£10くらいする強気な値段設定、、)

ひととおりマーケットを楽しんだらBaltic Centre for Contemporary Artへ。無料で現代アートを楽しめるのです。

f:id:foodwriter:20240319151330j:image
f:id:foodwriter:20240319151512j:image
f:id:foodwriter:20240319151507j:image
f:id:foodwriter:20240319151515j:image

 

4階と5階からはQuaysideを一望できます。

f:id:foodwriter:20240319151539j:image

 

なだらかな川がつづく街並みを眺めながら、あの人と、あの人と、あの人と・・・いろんな人と過ごした記憶がここにあるなあと。思い出探しをしに来たわけじゃないのに、どうしても湧き上がってくるのは過去のことばかりです。

 

今の自分はどうなんだろうか。何か得なきゃ、でも、何が得られるんだろう?私は何を得たいのだろう?いや、何かを得ようとするよりも、何かが起こる環境に身をおいていることの方が私は幸せなのではないだろうか。いや、実は、もう与える側になる番なのではないか。などなど、果てしなくぼーっと考えてしまいました。


f:id:foodwriter:20240319151534j:image
(かわいいカモメたちも観察できます)

 

さ、川沿いから街中へ。友だちと約束してるレストランへ向かいます。


f:id:foodwriter:20240319151552j:image

f:id:foodwriter:20240319151548j:image

 

街中を歩いていて気になったことが。やたら緑色のTシャツや被り物を身につけた人たち(とくに若者)がパブに集まっています。サッカーの試合でもあるのかなと推測していたのですが、あとで聞いたら、St. Patrick's Dayというアイルランドの祝日だったそうで、まあ、要するに飲みまくる日ということのようです(笑)

f:id:foodwriter:20240319151558j:image
(よくみたらルイージ??)

 

着きました!すてきなイタリアンレストラン♪(あれ、こっち来てからイギリス料理を食べてないな笑)

f:id:foodwriter:20240319151909j:image


f:id:foodwriter:20240319151922j:image

f:id:foodwriter:20240319151926j:image

f:id:foodwriter:20240319151918j:image

 

4年ぶりに会った友だちはカントリーサイドが大好きなので、イギリスの農村の話(Bamburghで休暇を過ごしたそうな ちなみに'burgh'はバイキング由来の言葉でTownを意味する)やコロナ禍のSillyな政策の話(家から5マイル以内なら行っていいよと言ったらみんなビーチに集まった)など、他愛のない話をしました。

 

このブログもGoogle translateを使って読んでくれているって!

Thanks Phil! Had a great time with you. Catch ye later! 
* He's a Geordie, btw.

 

***

windtosoil.hatenablog.com